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実習の話

あまり息子の個人的なことを書くのはどうかとも思っているのですが

高等部の子の話題といえばやはり「実習」ですので
この部分は、少し触れたいと思います。


夏休みに入り、某大手企業の特例子会社で実習に入りました。
夏休みということであまり気はすすまなかったものの
こういう機会も滅多にないのでは・・・と、実習に踏み切りました。








実習前の見学に行って「あ~、ここでは無理かも」と
すぐに感じました。

そんな気持ちが通じてかどうか^^;
行ってみるとやはり上手くやりとりできないようで・・・・


見学時点で、会社の方の声かけや働いている人達の表情、
全体の空気などなど・・・すべて「きっと、ここでは無理」とわかりました。

それでも、電車を乗り継いで遠くまで行くこと
合わない声かけや指導でも対応できることもあるかも
・・・と、何か少しでも意味が見出せたらと思ったのですが

先方より実習期間終了前に「これ以上預かることができない」と連絡いただき
内心ホッとしました。

もちろん息子側の問題もたくさんあるのは事実ですが

長年、期待に期待を積み上げてきた「特例子会社」
これまで私的にお話ししてきた、企業の方々やジョブコーチとは
全く違う人もいるんだとわかりました。


本人には大変な日々でしたが
こうしてひとつひとつ、自分の目で確認できてよかったです。
名前や大きさじゃなくて。
どういう働き方をしていこうとしている場なのかが大事であること。

私にとっては大きな意味のある実習となりました。
by kokoroyasashikune | 2010-07-23 18:03 | 次男のこと
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