HP(というほどのものではありませんが)
開設から5年すぎました。 途中で長々書いた文が全部消えてしまって それ以降、結局更新もできずに過ぎました。 何をどう書いたのか すっかり遠い記憶となってしまいましたが^^; 5年、そして6年目への節目なので 開設当初の気持ちを思い出しながら 振り返りたいと思います。 *********************** 自分の気持ちを整理したいことと そして、少数派であるだろう どこかにいる「仲間」へのエールの気持ちと そして何より、大好きな先生方への感謝の意をこめて いろいろとあれこれたくさん書いてきましたが、 私が書いてきたことや やってきたことなんて 田口恒夫先生と その流れの先生方の書かれた本に すでに書かれていることばかりです。 古くて「在庫がありません」になってる ことも多いのが難点ですが・・・ 私の日記やコラムは さしずめ、先生方のお話の「実践編」とでも いったところでしょうか。 特別なことは何もなくて ただ「自分の子どもをかわいがる」 「わかろうとする」 そして「わかってもらう」 ことだけでした。 「かわいがる」と書くと 「いや、そうじゃないでしょう」 「甘やかすのは親が楽なだけ」 などなど いろいろ突っ込みどころがいっぱいなのですが。 これが楽そうに見えて楽じゃないことは 皆さんわかっていらっしゃると思います。 楽じゃないから、みんな悩むし葛藤するんですね・・ 「今、目の前の子を丸ごと認める」 逆の立場だったら やっぱり私だって 自分を「丸ごと認めてもらいたい」から 私も相手を受け入れようと思うわけです。 (とことん自分に甘いといわれればそれまでですが) 「今」の状態がだめだというなら じゃあ、どういう子になれば、 何ができるようになれば、 いつになったら、認めてもらえるのでしょうか。 私たちはどういう人になれば 受け入れてもらえるのでしょうか。 この5年でずいぶん 「療育」という言葉、環境、考えも変わってきました。 だいぶ、自閉系の障害に対する 考え方も変わってきたように思います。 でも、変わらずに ずっと同じように変わらぬ情熱の 石井哲夫先生。 長く批判を受けながらも ご自身のお考えと信念を曲げずにいらっしゃる。 そして、 白石先生のお話に出会って ものすごく影響されたのは 「子どもの発達」そのものへの力。 障害があるとかないとか関係なく 子どもたちは「成長したい」自分をちゃんとわかっているということ。 大人はそれを信じてあげられるのかどうか。 結局 自分が「これなんだよなぁ」と 何度も読み返してしまうのは 新しい手法でも、研究でも何でもなくて 「彼らの気持ちに寄り添う」 「彼ら自身の力を信じる」 こんな話ばっかりになってしまいます。 私にとってここが 私たち親子の突破口だったわけです。 誰だって安心したいし、安心させたい。 誰かに「わかってほしい」 誰かと「わかりあいたい」 障害ではなく、本人と向き合うことを これからも大事にしたいなぁと 改めて思います。
by KOKOROYASASHIKUNE
| 2007-11-25 00:41
| 日記
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