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本人にとっての積み重ね

明日は「シー」なので早く寝なくちゃ!なのですが
書き留めておきたいので


今日は長期休暇恒例の
中学校時代のお友達とのボーリングでした。
ボーリング→ファミレスでランチがお決まりのコースで。

いつもね、気になっているのですが
母たち、声かけすぎ。指示しすぎ。見過ぎ。へばりつきすぎ。

貸靴、ボール、プレー、荷物・・・・
プレー中も、張り付いて見過ぎ。
少し離れて見守ってみようよ。もちろん、ストライクは嬉しいけれど
ちょっと失敗って時は、彼らだって「あ~あ」って思うはず。
それをすべて「あ~、残念」と言われたらやっぱり楽しくないはず。

「あっちで座っていようよ」と母たちにを少し離れた別の場所へと誘導しました。
子どもたちは、自分たちだけで
ストライクには「いぇ~い」と喜んでいます。
いいよ、それで。  見たいだろうけれど、ちょっと見ないふりしてあげましょう。

もちろん、自戒もこめてです。
穴があくほどに見過ぎないように。


ランチの時
買い物の話になって、うちは~ができない、~もできない。
とそれぞれできない話が続くのですが。

できないから「やらせなくては!」というのではちょっと違う。
たとえば、自分で選んで買い物できないというのにも
いろんなパターンがあって・・

ある子は、計算もできるし一人でどこにでも行けるけれど
買い物はいやなわけです。
詳しく聞いていると、どうやらレジを無事通過できるかどうかが不安のよう。
上手く伝えられるか、お金は足りるか・・・などなど。

急に「自分で選んで買いなさい」と言われたって
レジが不安なんだからできないわけで・・・

まずは、「決められた」品物で、間違いなく買い物体験ができることからで
いいわけです。

そこを省いたって「自分で好きなもの買う」ってことはできないわけで。
時間はかかるかもしれないけれど「レジ」通過への
本人なりの成功体験を積むことが
次の段階「好きなものを買う」ってことにつがなるわけです。

また他の子は、自由に選ぶことはできるけれど
買ってるうちにいろいろ欲しくなっちゃってつい買いすぎてしまうそうです。
お金の計算ができないのか
それとも、予定を忘れてしまうのか。

ただ「できない」のではなく、どこができないのか
どこに不安があるのか
本人の立場になって、本人にどんな体験が必要なのか
少し考えてほしいと思いました。

みんな同じ「自分で買い物しましょう」っていっても
いろいろなんです。

「~ができない」状況にしているのは何なのか。
何の積み重ねが足りないのか。


こういう話に「なるほど」と言ってはくれますが、
まぁ、たいてい実践してはもらえない・・・・

だから、こういう話は学校なんかでしっかり取り組んでほしいものです。
by kokoroyasashikune | 2010-04-05 23:31 | 日記
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