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向き合えない理由

土曜日の講演会は「支援者」向けだったのですが

その中で大変興味深い一節がありました。


彼らの気持ちに添ってとか
受け止めてとか
怒りや不安を感じてっていうけれど
どうしても向き合えない人もいる


人の怒りや不安、辛さを受け止めるっていうのは
大変しんどいこと

自分が充分に(いや、せいぜい多めに)
自分自身の辛さや怒り、不安を感じて表してない人は
自分自身がずっと隠しているその辛さを感じてしまうことになる
表にでてきてしまう可能性がある
だから向き合うのがつらいんだと

一見何事もなく
育ってきた人こそ、隠された辛さをもっているのかも


そう。
うん。そうです。

子どもの辛さや不安に向き合うってのは
ものすごく親にとっても
支援者にとってもつらくしんどいこと

支援する側にも
自分の辛さにふたをしたまま「形」で支援に入る人が結構います
自閉症とは、障害とは、支援者とは、と
ばっちり頭に入っているけれど
いざ「辛さを感じる」部分になると
背をむけてしまう

人と人が「一緒に生きていく」ってのは
結構大変なことなんですね
by kokoroyasashikune | 2009-06-17 18:19 | 次男のこと
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